北の果てであいましょう

2003年 、30歳のある夜に脳出血(右脳被殻出血)を発症。後遺症で左半身不随(片麻痺)の重度障害者となってもそれなりに続く「フツーな日々」をしれっと綴っていきます。

5年ぶりの新潟

一昨日のおはなし。

空港からリムジンバスに乗り新潟駅へ。

バスは南口。ホテルは万代口ということで、

線路をまたぐ通路をわたりました。

南口にはエレベーターがあったのですが、

万代口は見当たらず、やむを得ず階段をつかいました。

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普段はさほおどでもないのxですが、この日は階段が結構億劫でした。

・・・つめをはがしてしまった上、下ろしたての靴で足が痛かった。

・・・そして、、結婚式出席の礼服を詰め込んだキャリーケースが結構重かった。

リモアのトパーズというジュラケース。堅牢で見た目うるわしのですがいまどきの

キャリーケースよりは結構重めなのです。

めんどうなオーラでもでていたのでしょうか。階段の津中で後ろから声をかけられました。

「重いでしょう・・・!手伝ってあげるよー!!」

ふりかえると上品な感じの老夫人でした。

「持ってあげる」と細手でリモアのハンドルをとりました。

「お母さん、大丈夫ですよ。これリハビリみたいなもんですから。」

「もつから」「いえいえ」

・・・とやり取りを繰り返しました。

聞くと老婦人は同じ病気(後遺症?)の夫をなくしたそうです。

その細い腕で、ご主人をささえてきたのでしょう。。。

まだまだ甘い。もうちょっと体力をあげねばと思う一方、

やっぱりサルサとかコスモライトとか軽いスーツケースがほしくなった私でした。

来週は大阪。まだまだ、トパーズつかいます。