北の果てであいましょう

2003年 、30歳のある夜に脳出血(右脳被殻出血)を発症。後遺症で左半身不随(片麻痺)の重度障害者となってもそれなりに続く「フツーな日々」をしれっと綴っていきます。

週末強行軍 ~アンコールワット編7~混んでる&崩れてる

06年11月19日@シェムリアップ

朝からバイキングをがつがつしたのち出発。(´Д`)

車は郊外へ。

東洋のモナリザと賞される彫像がある

バンテアイ・スレイ は街外れ(という言い方が正しいか?ですが)にあり、

道も悪い・なにもないところをずうーーーっと走りました。

ガイドさんいわく「ここら辺の人は大変貧しい。学校にも行けない」

・・・この台詞、何度も聞くことになります。

電気や水道等、インフラ未開発っぽい集落を抜け、遺跡に到着。

人気もなく・・・。

車を降りると、売り物攻勢です。

あるくのがとろいわたしなんざがっつりかこまれます。

見ると、子供ばかり。

「学校にいかなくなるだけだから買わないで」とアドバイス

をうけていたのでぐっとこらえてまる無視。(いつもののりならついつい買ってしまう・・・。(´Д`))

バンデアイ・スレイ

そして足元ボコボコ、混みあう中を進んでいくと、

東洋のモナリザ

東洋のモナリザです。近づけなくなっているのに加え、あんまり大きくないので写真的にはこれが限界です。

強い日差しの下のざっくりした素朴な赤っぽさと細かい彫刻のアンバランスさがが印象的でした。

はてさて。

赤い世界から、午後は苔むした世界に。

プリア・カーン

プリア・カンはバイヨンやアンコールワットの様に修復がすすんでいない様で、崩れかけ+結構ボコボコでした。

しかし、ここっは歩きにくかったにもかかわらず「いいところ」でした。

・・・・約800年前の建築物が森に飲み込まれつつも残っている。

ただただ静かで、くっきりとした光景は、歩きにくさの苦労を吹き飛ばしてくれました。

崩れかけも・・・。

夕焼けの中最後に向かったのはニャック・ポアン。

雨季に来ると干上がった池に水が張り、とてもきれいだそうです・・。

ガイドさんに「雨季に来てね」といわれましたが、

傘もてないからなあ・・・(´Д`)とぼんやり考えた私でした。

ニャックポアン