北の果てであいましょう

2003年 、30歳のある夜に脳出血(右脳被殻出血)を発症。後遺症で左半身不随(片麻痺)の重度障害者となってもそれなりに続く「フツーな日々」をしれっと綴っていきます。

北海道新聞(どうしん)・本日の記事より

幹細胞で脳梗塞治療 国内初、道内50代女性に 患者本人から採取、培養 札医大  2007/01/12 16:01

 札幌医大(札幌市中央区)は十二日、骨髄液に含まれる「骨髄幹細胞」を用いた脳梗塞(こうそく)の新しい治療法を、国内で初めて道内の五十代の女性患者に実施した。患者本人の幹細胞を使うため、拒絶反応が起きにくい利点があり、症状の悪化防止や回復促進が見込まれている。

 幹細胞は、組織や臓器に成長していく基となる細胞で、再生医療の分野で活用されている。脳梗塞で傷ついた神経細胞に代わって患部に定着する働きがあり、新治療法は、こうした特性を利用して行われた。

 女性患者は昨年十一月に脳梗塞を発症し、半身まひの状態となった。札幌医大脳神経外科は昨年十二月下旬、患者本人の骨髄から骨髄液を採取し、さらに幹細胞を抽出して培養を続けてきた。

 培養した幹細胞は、細菌やウイルスに感染していないか検査した上で、十二日午前、札幌医大病院で患者の腕から点滴で体内へと戻された。回復効果が表れるまで数カ月かかるとみられている。

北海道新聞 より)

脳血管疾患予防やリハビリ関係の話は一般読者的にも関心事のネタなのかヒマねた的に結構散見しますが、

こう医療ニュースとして書かれるとさすがに気になりますね。今後に期待です。